「アタシラ。」
アタシは、自分が誰なのかシラナイ孤独な天才

アナタは、自分が誰なのか知っていますか?
誰なのかと問われると、一瞬、答えに詰まってしまう。何故なら人は皆、自分の意思で此の世に産まれ堕ちたわけではないから。だから、自分が誰なのかを語るには「誰々の子供です」だとか「何処何処に勤めている何々です」とか、必ず自分を説明するのに、自分以外の何かが必要になってしまう。

この映画「アタシラ。」は、自分がシラナイ自分、自分では制御出来ない自分…つまり、自分が創られたのは親の意思であり、最悪、その親にも意思がない事もある。そのような親に…遺伝子に苦しめられている人間を描いた映画である。

第一回・団鬼六賞優秀作に輝いた官能小説「花鳥籠」(原作:深志美由紀)で大胆なSMに挑戦、その体当たり演技で大きな話題となった女優・森野美咲。その後2016年5月公開の映画「少女椿」では蛇女・紅悦役でさらに難しい役柄を見事に演じた。その、今や“攻め”の女優として注目の森野美咲が「花鳥籠」のヨリコジュン監督と再びタッグを組んだのが、本作「アタシラ。」。

今回の作品はヨリコジュン監督のオリジナル脚本。森野美咲が挑戦したのは、主人公A子と自分の内面から派生したそれぞれの人格、性格の違う三役という新境地の役を演じた。A子を中心に複雑でトリッキーなドラマが展開されていく中で見えてくる人間模様。そしてその先にある性と生、あるいは死。

本作では、注目の新進女優・若松みつえが森野美咲と共演し、繰り広げられる官能との世界に果敢に挑戦した。
世の中の常識やルールを超越した新感覚の映画が誕生した。

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